「家の鍵をディンプルキーに替えたから合鍵を作ろうとしたら、近所のホームセンターで断られてしまった」
「ディンプルキーの合鍵はどこなら作れるの?時間はどのくらいかかる?」
防犯性が高く、現代の住宅で主流となっているディンプルキー。しかし、いざ合鍵を作ろうとすると「うちでは作れません」と断られるケースが少なくありません。
なぜディンプルキーの合鍵作成は難しいのでしょうか。また、断られた場合はどうすれば手に入るのでしょうか。
この記事では、ディンプルキーの合鍵が作れない理由と、確実に作成するための方法をプロの視点から分かりやすく解説します。
なぜディンプルキーの合鍵作成を断られるのか?
一般的なギザギザした鍵(ディスクシリンダー錠など)に比べ、ディンプルキーの合鍵作成は非常にハードルが高いのが現状です。主な理由は3つあります。
1. 0.01mm単位の超精密な加工が必要だから
ディンプルキーの表面には、大きさや深さが異なる複雑な「くぼみ」が彫られています。この配置は数億通り以上とも言われ、わずか0.01mmのズレがあるだけで鍵が回りません。
一般的な合鍵複製機(キーマシン)ではこの精度を出すことが難しく、専用の高精度マシンを備えていない店舗では物理的に作成不可能なのです。
2. 特許(パテント)で守られているから
一部の高性能なディンプルキーは、メーカーが特許を取得しています。この場合、メーカー以外の業者が勝手に合鍵(ブランクキー)を作ることは法律や契約で禁じられています。
3. 「登録制」の鍵であるため
GOAL(ゴール)やMIWA(美和ロック)、OPNUS(オプナス)などの一部のモデルには、所有者登録が必要な「セキュリティカード方式」が採用されています。このカードがないと、たとえ鍵屋であっても合鍵を注文することすらできません。
そんな不安を解消するために、次に具体的な作成ルートを見ていきましょう。
ディンプルキーの合鍵を作る3つの方法
ディンプルキーの合鍵を手に入れるには、主に以下の3つのルートがあります。
方法1:路面の「鍵専門店」に持ち込む
ホームセンターではなく、鍵の修理や作成を専門に行っているプロショップであれば、その場で作成できる場合があります。
- メリット: 最短30分〜1時間程度で受け取れる。
- デメリット: 精度が低く、鍵穴を痛めるリスクがある。特殊なモデルは結局断られる。
方法2:ネットショップで「純正キー」を注文する
今持っている鍵に刻印されている「鍵番号」を伝えるだけで、メーカーが製造する「純正キー」を自宅に届けてくれるサービスです。
- メリット: メーカー品質なので100%確実に回る。店舗に行く手間がない。
- デメリット: 手元に届くまで1週間〜3週間ほど時間がかかる。
方法3:鍵交換業者に依頼する
「合鍵が一本もない」「急いで新しい鍵が欲しい」という場合は、合鍵を作るよりも、鍵(シリンダー)ごと交換してしまう方が早いケースが多いです。
失敗しないための注意点!「純正キー」と「複製キー」の違い
合鍵には、メーカーが作る「純正キー」と、街の鍵屋さんが削って作る「複製キー(コピーキー)」の2種類があります。
合鍵作成の費用相場と納期
ディンプルキーの作成にかかる目安は以下の通りです。
| 作成方法 | 費用目安 | 納期 |
| :— | :— | :— |
| 店舗での複製 | 2,000円〜5,000円 | 即日(30分〜) |
| メーカー取り寄せ | 3,000円〜6,000円 | 1週間〜3週間 |
※セキュリティカードが必要な特殊モデルの場合、さらに費用がかかることがあります。
どこに頼めばいいか迷ったら
「自分の鍵がどのタイプか分からない」「店舗を回ったけど全部断られた」という方は、まずは鍵の専門業者に相談してみましょう。
最近では、スマホで鍵の写真を撮って送るだけで見積もりや注文ができるサービスも増えています。無理に近所のショップで解決しようとせず、プロの知恵を借りるのが最も確実で安上がりな方法です。
家の修繕・リフォームで損したくない方へ。
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防犯性の高いディンプルキーだからこそ、作成には正しい手順が必要です。大切な住まいの安全を守るためにも、信頼できるルートで合鍵を手に入れましょう。
